京都の新春の風物詩 『三十三間堂 通し矢』

新春、新成人による人生一度の運試し!『三十三間堂 通し矢』

三十三間堂

写真提供:Revoir…様

『三十三間堂』は京都市にある仏堂で、正式名称は『蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)』です。
「三十三」は、観音菩薩変化身三十三身にもとづく数を表しているとされています。

晴れ渡る冬の青空の下、全国的にも有名な初春の風物詩『三十三間堂 通し矢』(弓引き初め)が行われます。
これは江戸時代初期から始まり、今日まで続く、日本弓道の大競技です。

三十三間堂2

写真提供:Revoir…様

現在行われている通し矢は「大的(おおまと)大会」と呼ばれる競技大会で、本堂西側の境内で約60mはなれた的を目指して弓を射ます。

参加者は称号者と、開催年度に成人を迎えた男女、かつ弓道の初段以上を持つ者となっています。
称号者以外は新成人のみということで、一生に一度しか挑戦することのできない運試しです。

毎年全国から2000人近くが集まり、制限時間2分で2本を射て、2本とも的に当たれば予選通過、決勝は外した者が脱落していき、最後まで的中した選手が優勝となります。

女性たちは皆晴れ着にたすき掛けの姿で挑み、その凛とした美しい立ち姿に参拝者は心奪われます。
寒さ感じる静寂の中、パアンという音を立て的に勢いよく矢が当たるさまは、この大会ならではの風景です。
シャッターをきるカメラマンの姿も多く見られ、正月ならではの華やかさは毎年ニュースを賑わしています。

 

  開催日:2018年1月14日(日)8:30〜

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